京都のランチ　とりあえずの1回目

京都はいつ訪ねても新しい顔と古い歴史がミックスされた魅力的な街です。路地を歩けば間口の狭いたくさんのお店がありワクワクします。今回ご紹介するのは、ごく最近伺った老舗の湯豆腐のお店松籟庵、そして HOTEL THE MITSUI KYOTOのランチです。

そうです、これが古い歴史ある京都の湯豆腐屋さんと新しくできたホテルでのランチを巡る旅。共通しているのは、どのお店も京都の和を意識したお店です。

嵐山　松籟庵　

渡月橋～保津川に沿って上っていきます、道は狭くなりそのうちなくなりそう。お店は見えない、そしてスマホ頼りで歩いていくと早々にスマホに終了されてしまった。お店に電話をして詳細を聞くと、階段があってそれを何十段か登ってと言う説明を受けてやっと辿り着きました。なんとも凄いロケーション、お店の人は毎日通うのが大変でしょうねと思いながら店内へ。たくさん湯豆腐屋さんが嵐山界隈にはありますが、こちらのお店にはぞくぞくお客様がいらっしゃいます。あっという間に満席になりました。予約はしたほうが良いですね、もちろん予約しての訪問です。ここまで来て食べられないのは辛い。

ランチコースメニューは5種類です、4,180円～8,250円まであります。今回は一番お安い少な目コース(4,180円)をお願いしました。お豆腐はこちらも森嘉の嵯峨豆腐を使っていらっしゃるようです。風情のある建物でお食事を楽しみながら、眼下に流れる保津川での川遊びを楽しむ船を眺めます。京都は本当に良いですね、優雅な気分でお食事を食べることが出来ます。そして美味しいお豆腐とお出汁がきいた焚き合わせなど幸せを感じるランチタイムでした。

二条城　HOTEL THE MITSUI KYOTO　結一 YUI　

噂には聞いていましたが、こちらはなんと250年以上に渡る三井総領家のお屋敷の跡です。由緒ある門や景石、灯籠はそのまま受け継がれているようです。宿泊もしたいのですが、その前に下見に日本料理の結一（YUI）さんへお邪魔しました。遅めの平日ランチのためか？人も少な目で静かに落ち着いた雰囲気の中でゆっくりお食事を楽しむことが出来ました。

綺麗なお庭を拝見しつつ、見た目も綺麗な松花堂弁当をいただきました。とうもろこしのすり流しは見た目は洋風な感じですが、お味はすごくお出汁のきいた和・和・和風なんです。お弁当は温かい天ぷらはちゃんと温かくさくさく、また身の厚いうなぎの白焼き、ガスパチョやカモ肉のハンバーグなど迷い箸しながら食べちゃいました。ついつい追加で和牛のポワレを+2,000円にて注文しました。最後のデザートバイキングも和風寄りでした、イチジクの大福はもちもちで美味しかったです。コーヒーか紅茶も付いていました。京都は町の中にもすごい数のすごい星付きの日本料理やさんがありますが、ホテルの日本料理もとても良いと思います。こちらの結一（YUI）さんはサービスも大変良いですし、また違う季節に伺いたいと思いました。

そして、他にもたくさんご紹介したい京都のランチがあります。とりあえず2回目をめざして、シリーズで続けばよいかな～。そうそう、そう言えば京都のホテルもいっぱい題材があるけど書く時間が足りない。まずは京都ランチから攻めてみようと決意を新たにしました。