天橋立温泉 文珠荘

宿・ホテル

日本三景のひとつ、京都府北部、日本海の宮津湾にある「天橋立」。3.6kmの砂地に6千本以上の松林が続く、長い歳月をかけて自然に出来上がった地形のようです。景勝地でありながら海水浴場もあり、また食としても日本海側の海産物も豊富です。

 今回は一休より「天橋立和のリゾート文珠荘」を朝夕付きで予約をしました。天橋立運河沿いにあり、松林を眺めることが出来る、そして観光に便利なロケーションでした。事前リサーチをあまりしていなかったこともあり、現地での文珠荘の立地の良さに驚きました。

天橋立 観光地 天橋立ビューランド

 天橋立の観光地「天橋立ビューランド」へ早速観光へ。車は文珠荘の駐車場をお借りし、文珠荘から徒歩3分という利便性の良さ。リフトかケーブル(現地はモノレールの標記)を選択できます、どちらも同じ料金です。お天気が良ければリフトが気持ち良いです。

頂上には遊園地も

 飛龍観と呼ばれるように龍のように見える股のぞきが有名です。平日でしたが、観光地だけあって人は多め、観光バスでのツアーや外国人観光客も多いです。

天橋立 観光地 智恩寺

 智恩寺は天橋立のすぐ手前側の陸地にあります。コンパクトな観光地なので観光船の桟橋も隣接しています。

 天橋立駅から短い参道を抜けると智恩寺があります。知恵の餅が有名らしく伊勢の赤福に似たあんこのお餅が売られています。

天橋立 観光地 

 船が通ると回転して開く「廻旋橋」などを抜け、松林を徒歩やレンタサイクルで観光が楽しめます。観光船にて対岸へ渡るのも短い時間ですが辺りを見渡すことが出来ます。カモメの餌やりも人気で、かっぱえびせんを高く掲げると順番にカモメがやってきます。

 運河から廻旋橋を通る観光船は往復でも片道でもOK,道中は餌付けされたカモメと戯れながら景色を楽しみます。松林の途中には海水浴場があり綺麗な日本海の海を楽しめそうです。

天橋立 文珠荘 外観

 天橋立ビューランド、天橋立駅、智恩寺、桟橋にも近く、運河沿いにある文珠荘は大変立地が良いです。団体のお客さんはいないので宿泊客は多かったですが静かに温泉も楽しめます。

 素晴らしいロケーションの旅館です。あまり予備知識なくお邪魔しましたが、外観も綺麗でした。運河に沿って散歩も楽しめますが、誰もが通る運河沿いから部屋へは高めの垣根なのでセキュリティー的には若干の不安もありました。

文珠荘 館内施設

 リニューアルされて新しさと以前の旅館の融合を感じます。ウエルカムドリンクの黒豆茶と前述の知恵の餅をいただきながらチェックインです。館内は土足でもなく、スリッパでもなく靴を脱いで入ります。長い廊下を抜けて本日のお部屋まで館内案内を受けながら移動です。

 アメニティーは各種高級ブランドからお好きなものが選べます。

 湯上りに無料で提供されるドリンク類とアイスバー。マッサージチェアーも1台完備されています。天橋立温泉はつるつる美肌の湯と言われているようです、確かに湯上りはお肌ツルツルでした。2023年4月に新しくなった大浴場は露天風呂やミストサウナも完備されています。

 他にも本を読んだり、子供が遊べるフリースペースも完備されています。

文珠荘 お部屋

 リニューアルされたお部屋は和モダンタイプや露天風呂付のお部屋などたくさん客室があります。広くて使い勝手もよく、至る所にコンセントのありました。お風呂とトイレも別になっています。

 テラス付きの広々としたお部屋です、ゆっくり過ごすことが出来ます。テレビもベッドの方向に変えることが出来る可動式です。テラスからは天橋立の松林と運河を通る観光船を眺めることが出来ます。

文珠荘 夕食

 お食事処は広めの個室になっています、こちらの会場でいただくのは和食の会席料理です。

 魚介多めでしたが、量的には少なめでした。

文珠荘 朝食

 朝食も夕食と同じ個室でいただきました。コーヒーなどのドリンクは無料でセルフにて提供されていました。

 アワビ入りのお粥と白米、お味噌汁は温かいものが運ばれてきます。お膳にはポテトサラダ、さしみこんにゃくや佃煮など冷たいものがあらかじめ入っています。

 文珠荘では昔ながらの旅館の庭や廊下が残ってはいますが、リニューアルされた洋風の雰囲気が随所に感じられました。温泉は3回入浴することが出来ましたが、本当にお肌がスベスベとなりました。

 日本三景と呼ばれる名勝地だけあり、多くの観光客で賑わいをみせています。こちらの観光地も昔からの風景と現代風にプロデュースされたところがあります。

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