長年宿泊したいと思っていた宮ノ下にある「箱根富士屋ホテル」。耐震補強工事などの大改修が済んだ2020年から、やっと4年越しで今回お邪魔できることに。ホテル前は何度と車で通ったことはありましたが、この度は敷地内に入ることが出来てとても嬉しい滞在となりました。
今回は一休からの予約となります、お部屋はおまかせプランで「本館」「西洋館」「花御殿」のいずれかに宿泊となります。どこに宿泊できるのかはチェックイン時のお楽しみです。
富士屋ホテル箱根・宮ノ下 外観
どこから見ても絵になるホテルです。敷地内には本館・西洋館・花御殿・フォレストウィング・菊華荘(旧御用邸)・カスケードウィングが建ち並び、また広く立派なお庭があります。
以下は、通りを挟んで和食を提供している「旧御用邸 菊華荘」です。和朝食会場はこちらです。
明治のころから現在に至るまで箱根宮ノ下で君臨している老舗ホテルらしい外観と、二つの広いお庭は素晴らしいです。増築のため迷子になるくらい本館から各棟へ繋がっています。
富士屋ホテル箱根 花御殿 お部屋
今回は「花御殿」にて宿泊となりました。ポーターさんの衣装の方がお部屋まで案内してくださいます。本館から西洋館の廊下を抜けて花御殿へと向かいます。部屋のドアを開けると高い天井に圧倒されます。クラシカルな家具の備品も重厚で、歴史を感じます。
お部屋は広く快適です、しかし冬はきっと雪も降り寒いであろうと思われます。大きなオイルヒーターが完備されています。驚いたのはお部屋のお風呂も温泉で熱湯がでます、蛇口をひねる際には配管も熱くなるので要注意です。こちらのホテルのアップルパイは是非食べてみたかったので、ホテルショップで購入してお部屋でいただきました。大きなリンゴがごろごろ、余分な艶出しのジャムやリンゴの下にケーキクラムも入っていなくてパイとリンゴを本当に美味しく食べられます。
富士屋ホテル箱根 館内施設
廊下や地下一階に富士屋ホテルの歴史を語る写真やパネルがたくさんあります。明治からの歴史を垣間見ながらホテル内を散策も楽しいです。ロビーはとても広々としています、たくさん座るところがあります。またチャペル・温泉のプールやジム(花御殿棟)・大浴場(フォレストウィング)などもあります。今回は空いていたこともあり温泉プールを楽しみました。
一泊の滞在では十分に回り切れないくらい随所に素敵なスポットがあります。また花御殿やフォレストウィングには宿泊者用のラウンジも完備でコーヒーやラテ、ソフトドリンクが楽しめる。また部屋へ持ち帰っても良いと言う有難いサービスです。
事前勉強が足りず、ホテル内で訪れていない所もあります。後悔もあるのでまた宿泊したいホテルです。次回は本当に昔ながら、昔からそうであったと思わせるレストランのお食事を記載したいともいます。140年の歴史を保持しつつ今の時代に適応する素晴らしさをお伝えしたいです。
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