清水寺へ向かう清水坂に面し、その途中に小学校をリノベーションした「ザホテル青龍京都清水」はあります。観光名所に近いこともあり道中は人の混雑と狭い道を行きかう車で歩けないくらいです。しかしながらそんな喧騒を全く感じさせないのがこちらのホテル「ザホテル青龍京都清水です。今回は一休からの予約ですが、ホテル代高騰の中でもポイント還元率が良い時に予約が出来ました。
外観も素敵ですが、内装は当時の小学校の造りを活かしています。清水小学校は明治の初めに開校し現在の建物は昭和の初期の物です。戦前の日本の建築はしっかり作られていて、特に鉄筋の建物はのちのち耐震補強しながらも今も美しく現存しています。京都にはこのようなホテルと変化した小学校がいくつかあり、先の大戦から京都が免れた遺産かと思います。
ザ・ホテル青龍京都清水 ご近所
ホテル前の清水坂を登れば清水寺です。清水寺から三寧坂を下ると法観寺八坂の塔があります。観光客も多く、お店もたくさん立ち並び、食べ歩きや写真撮影などオシャレなスポットが数々あります。
清水寺に入ってすぐに、毎回素通りしてしまっていた「随求堂胎内巡り」という所があります。仏様の胎内というコンセプトだそうです。真っ暗の中を手すりやロープを頼りに進んでいきます。一度体験すると面白い思い出になります、青龍のホテルのスタッフさんにお勧めしていただきました。また、八坂の塔は室町時代に再建された和様建築です。木造でありながら優美な姿が映えます。
ザ・ホテル青龍京都清水 外観
「ザホテル青龍京都清水」は車寄せが広く取ってあるので敷地内へ入るととても静かです。もちろん明るい時にも建物が素敵に見えますが、夕暮れ時や夜景も非常に綺麗です。
外観は風情もあって素晴らしいです。「京都散策と美味しい食事」でご紹介したルーフトップバーのK36もこちらのホテルの屋上にあります。特典として宿泊者はK36を予約することが出来ます。
ザ・ホテル青龍京都清水 ホテル内
小学校らしく階段のステップは低く浅めです。綺麗にそして重厚にリノベーションされたホテル内はどこを歩いてもワクワクします。
エレベーターもありますが、つい階段を使ってしまうほど可愛らしい階段です。学校らしい長い廊下や渡り廊下などホテルに通じるものがあります。最近はこちらを真似たホテルが京都内に次々誕生しています。
ザ・ホテル青龍京都清水 ラウンジ
こちらのホテルにはラウンジもあり、ラウンジアクセスのプランにするとドリンクやティータイム、軽いおつまみなど飲食できます。今回は利用される方が少なくゆったりくつろぐ事が出来ました。
明るく日差しが注ぐ中、豆を挽いてコーヒーを淹れる・お抹茶を点てるなどご指導受けるのもよし、自らチャレンジも良しです。スイーツやおつまみなど少量が小皿に盛り付けて自由にいただけます。
ザ・ホテル青龍京都清水 お部屋
今回のお部屋はホテルの南西に位置するコーナーのお部屋でした。テレビはリビングボード中央の下からせりあがってくるタイプのオシャレなものでした。お風呂や洗面も広く取ってあるのでゆったりとお風呂に入ることが出来ます。コーナールームはビューバスも嬉しいです。
クラシカルな雰囲気にまとめられたお部屋は眺めも良く広く快適です。お部屋からの夜景も綺麗です。京都の街並みや京都タワーも近くに感じられます。
ザ・ホテル青龍京都清水 お部屋 アメニティー
今回のプランでは冷蔵庫の中のアルコール、ソフトドリンク全て無料と言う有難いサービスでした。
お部屋のアメニティーは充実しています。着心地の良いパジャマも完備です。お水やロンネフェルトの紅茶と一保堂のお茶も付いています。
ザ・ホテル青龍京都清水 朝食 restaurant library the hotel seiryu
朝食会場は図書館をイメージして講堂をリノベした「restaurant library the hotel seiryu」です。今、京都のホテルでよく耳にするWell-beingをテーマとした朝食です。こちらの朝食も6種類から選べる朝食となっています。以前よりアップグレードされた素晴らしい朝食です。お値段はと言うと、現在は税・サ込の一人6,900円です。
豪華絢爛な朝食です。あれもこれも食べたいのですが、今回は定番の洋食と和食を選択。ジュースはスムージーを選択しましたがお代わり自由、別の飲み物でもOKです。パンも焼き立てを、これもお代わり自由です。食後の飲み物もお好きなものを好きなだけいただけます。全部クオリティーも高く超美味しくいただきました。内装もインテリアも素敵ですよ。
ザ・ホテル青龍京都清水は何度でも訪れたくなるホテルです。ホテルスタッフさんたちのホスピタリティーも素晴らしいです。お食事の合間も楽しいおしゃべりで和ませてもらいました。ハードもソフトも素晴らしいホテルはなかなか巡り合えないです。
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