ホテル雅叙園東京 ふたたび その2

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ホテル雅叙園東京での滞在2日目、朝食はラウンジでは提供されず一階にある「KANADE TERRACE」にてビュッフェとなります。朝食のあとには館内ツアーに参加、横浜流星主演の映画「線は、僕を描く」(2022年11月27日まで)とコラボした百段階段を回ります。普通では入ることが出来なし神殿や宴会場を回ることが出来る宿泊者限定のツアーです。

ホテル雅叙園東京 朝食 KANADE TERRACE

 和食・エスニック・中華・洋食とバラエティに富んだビュッフェがいただけます。中華と言っても中華粥、エスニックもフォーくらいですが、とても美味しいです。温かい料理はオーダー後テーブルへ運んでもらえます。スムージーもグリーンとフルーツの2種類あります。

 今回はオムライスデミソースをオーダー、洋食屋さんの極上オムライスを彷彿とさせる美味しさでした。中華粥も毎回チョイスです。こちらでは小さめ器で提供されるので、多くの種類を食べることが出来るのでとても楽しいビュッフェですね。

ホテル雅叙園東京 館内ツアー

 平日はフルで館内ツアーを楽しめます。挙式の多い日は神殿や宴会場を回ることが出来ません。館内には挙式のための神殿二つとチャペルもあり、館内ツアーで中を見学できます。また宴会場や中華レストラン「旬遊紀」、日本料理の「渡風亭」の個室を回ります。創業者の細川力蔵のアイディアに満ちた、思いのこもった物があちらこちらに残されています。当時の芸術家たちに描かせた壁画や天井画、彫刻は実に豪華なものです。

館内マップ

 ホテル丸ごと美術館と言われる由縁は随所に螺鈿や彫刻、天井画があることです。当時の著名な画家や彫刻家が手掛けた作品が時を超えて今も愛されています。また素晴らしいのはその芸術品を目の前にして利用できる宴会場、レストランがあるということです、写真も撮り放題、これは創業者のサービス精神に感謝です。神殿の絵画も意味があり描かれているそうです、シカは子孫繁栄、波は雄々しい男性など、ひとつひとつよく考えられています。

ホテル雅叙園東京 百段階段

 訪れたころは映画「線は、僕を描く」とコラボをしていました。百段階段には階段のわきに部屋が7つあります。その部屋部屋には水墨画が展示されています。また映画の小道具なども展示されていました。

水墨画とのコラボ

 7つの部屋を巡り、それぞれ展示された水墨画と当時のままの百段階段を踏みしめながら時を過ごします。天井画も素晴らしいです、木造で古い建物なので維持管理も大変かと思いました。

 毎回、ホテル雅叙園東京での滞在は素晴らしい体験と感じます。接客・お部屋・クラブラウンジでの飲食の提供・館内の美術品・レストランの数など客室数の多いホテルとの差別化がしっかりされています。だからこそ、ホテル雅叙園東京のファンが多いのだと思います。

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