東京ステーションホテル 滞在

宿・ホテル

 東京ステーションホテルに滞在するにあたって、ホテルの歴史を少々ご紹介致します。明治末頃に東京駅が建設され、大正初期に東京駅が完成、翌年大正4年に東京ステーションホテルは開業しました。昭和20年には第二次大戦の空襲で屋根などが消失したが、終戦後昭和26年復旧されて再開。平成には丸の内駅舎や屋根の復旧工事のためホテルは休館。そして平成24年にリニューアルオープンして現在に至ります。歴史は古く、お部屋の大きさは創業当初のままです。立地は東京駅丸の内そのものです、非常に便利な場所です。外からは分かりづらいと思いますが、宿泊できるお部屋は駅舎の2階と3階です。今回は一休より朝食付きプランにて予約いたしました。

東京ステーションホテル エントランス

 ホテルエントランスは駅内南ドームに一か所、丸の内駅の外側に回ると南ドームすぐ横にフロントエントランスがあります。外壁は良く目立つ赤レンガです。館内は大理石がふんだんに使用された天井の高いフロントです、こちらでチェックイン。

美しい大理石、床には真鍮がクロスにはめ込まれています

 エントランスからフロント、ロビーラウンジからフロント、どちらの導線も綺麗な大理石が敷き詰められています。床に埋め込まれている真鍮にはクレマチスの花の模様が付いています。

東京ステーションホテル 館内

 宿泊するといただける館内ツアーガイドという冊子にこちらのホテルのマップと解説が載っています。宿泊者が入室できる三階からは東京丸の内の駅を見下ろすことが出来ます。そしてドームをより近くに眺めることが出来ます。

南北ドームの間にある部屋
北ドーム、周りは宿泊できるお部屋
南ドーム、二階正面はトラヤcafe
スパ受付ロビー
スパの販売品

 館内の長い廊下は丸の内の駅の喧騒とは違って大変静かです。そして長い廊下には創業当時からのスケッチや写真、美術品などたくさんの展示があります。QRコードも付いているのでスマホで読み込むとより詳しく解説を楽しむことが出来ます。

東京ステーションホテル お部屋

 エレベーターは地下のスパやレストランにも通じている共有エレベーターのため、お部屋に入るには二階も三階も廊下にてカードキーをピッとして客室エリアへ入ります。お部屋の広さは今以上に広くできないため創業当時と同じですが、その分天井が高いので狭い感じを受けない作りとなっているそうです。パレスサイドスーペリアツインのお部屋です、有難いことにアップグレードしていただけました。

クローゼット
清潔な洗面、向かって右はトイレ、左はバスタブ
アメニティーは充実しています、雪肌精のセットも付いていました

 お部屋の調度品は落ち着いた色とクラシカルな家具で統一されています。窓の外には正面に丸ビルがあり、外を行きかう人とは目が合います、距離近いです。今回はスパの温浴施設を利用したためお部屋のお風呂は未使用で終わりました。温浴施設にはミストサウナ・サウナ・炭酸泉があり別途ひとり2000円で利用することが出来ます。2012年にリニューアルオープンされてから11年経ちますが、メンテも良いので傷みもなくお部屋の状態は非常に良かったです。

 歴史のある中にも非常にモダンなホテルですね。移動に本当に便利な立地にある東京ステーションホテルなので今後も利用可能性大です。ホテルスタッフさん、レストランスタッフさん共にサービスは非常に良かったのです。カメラを構えるとお撮りしましょうか?とエントランスでもレストランでも声かけをしてもらってスタッフの皆さんお気遣い有難うございました。

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